大阪の船場で戦後から、布団の商いさせてもらってます初日寝具です。

わたの入った お布団って、どんな風にお仕立てするか?見たことあります?

田舎のおばあちゃんの家に泊まると、重たいお布団で寝た記憶がある世代は少なくなっていますが、ひと昔前には、わたの入ったお布団が主流でした。写真は、綿入りのお布団のお仕立てをしている写真です。

生地を裏返し、わたを生地の上に置いていきます。生地より わたの方が、縦も横も広く置いてから生地のサイズに折り返します。真ん中に わたを被せていきます。この時の わたの
置き方や量も、熟練された職人さんの腕しだいで、仕上がりが変わります。

わたを整形し終わったら、ひっくり返して(写真上)わたを入れた口をくけていきます(写真下左)。最後にわたが生地の中で片寄ったり動かないよいに、綴じていきます。(写真下右)

綿入りのお布団が主流だった頃は、羽毛布団は高級品で、何十万もしたものでした。
時代と共に生活スタイルが変化し、ベッドで眠る人が増え、だんだん掛け布団は洋布団に変わり、予算の加減で羽毛布団だったり、羊毛布団(羊さんの毛)ポリエステル(化繊)の布団になってきました。敷き布団は、羊毛の硬敷き布団が主流になりました。

わたのお布団は、暖かく保温性が高く、汗をよく吸ってくれ吸湿性が高いので、体に良いです。
その分、防湿性が低いので、汗・湿気を乾かすために干すというメンテナンスが必要になります。
化繊や羊毛(羊毛が50%の場合は、ポリエステル50%入ってるので化繊布団)の布団は、静電気が起こり、ホコリやチリを寄せつけますから、ダニが付きやすくアレルギーの原因になりますし、あまり汗は吸ってくれませんので、ムレます。
やはり、天然の素材は体に良いのですが、時代と共に、働くお母さんが増えたので、干すメンテナンスが、なかなか天気と時間の問題がありできず、取扱いが楽で軽い布団の需要が増えました。

お布団の中の素材を簡単に説明しましたが、お客様の要望を、しっかり聞いて、適切なアドバイスと商品を提供できる、お布団屋さんで買って下さいね。💕

お仕立てしてる方は、初日寝具の初代の頃から50年勤めて下さり、営業も急ぎのお仕立ても何でも、オールマイティにこなして、至りません私に色々教えて下さった方です。
初代の両親や従業員の皆さんに育ててもらい、感謝しています❤️
https://okamisenba35.amebaownd.com/posts/1716129

大阪の船場で戦後から、布団の商いさせてもらってます初日寝具です。

使い捨ての布団でなく、船場という繊維の伝統ある地で、長年培ってまいりました知恵と本物のこだわりのあるお布団を、より安く、お客様に安心して納得して買って頂き、喜んでもらえる商売をさせてもらってます。ブログでは、「そうなんだぁ」と思ってもらえるお布団の情報を発信していきたいと思ってます

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