真綿布団の中の綿は、蚕の繭玉からできてるって知ってます?
初日寝具(株)は、戦後 近江真綿と蚊帳(かや)の卸問屋として創業しました。
写真は、近江真綿の仕入れ先にお邪魔して撮らせて頂きました。
蚕さんが、桑の葉を食べてます
蚕さんが、繭を作ってます
蚕さんが作った繭を伸ばして整形して、角真綿、吹き止め真綿作ります。(写真に写ってる方の手に持っておられる真綿と、エプロンの腰に引っ掛けておられる真綿)
角真綿と吹き止め真綿を、職人さんが長年培われた技術で、手引きして(二人で引き合って伸ばして)お布団の形に仕上げます。
乾燥させます。
真綿布団の中のわたの仕上がりです。
これを、正絹の生地のお布団の側に入れてお仕立てします。生地はご予算次第です。ちなみに、写真のお布団の側は、私の着てない着物をリメイクしました。
これだけ、手間暇かけて仕上げた真綿布団が高級なのは、本物だからです。
真綿布団は、保温性も吸湿性にすぐれ、繊維が長くホコリが出にくいのでアレルギーの方にはオススメです。
今日は、真面目なお布団のお話でした。
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